世界1位営業女子が教える幸せな共働き 

残業なし、有給100%消化、育休3回、欲張りに稼いで家庭時間命 外資系アラフォーママの軌跡

24歳、転職3か月でリストラにあった、そこでの学び

前の記事で、ヘッドハンター・(偽)キャサリンの話を書きましたが、そこでのお話しの続きです。

 

キャサリンのお仕事、楽しく働いて居たのに、なんと3か月で終演を迎える事となりました。アメリカ人の社長が、ヘッドハンターを新人から順にリストラ(整理解雇)すると決めたからです。会社の資金繰りが上手くいっていなかったようです。

確かに入社2か月目で既に全社員の給与支払いが遅れていたり、何かとルーズな会社でした。入社3か月経ったある日、私は突然フランス人の女性上司に会議室に呼ばれました。

 

Sorry to tell you....but I need to ask you to terminate the contract. All Marketing Associate positions will be closed due to the cost savings. (本当にごめんね。あなたの契約解除をしないといけないの。人件費削減で、ヘッドハンターを解雇しないとで。)

 

私は目の前が、真っ暗になりました。新卒で1年働いた会社を辞めて、晴れて正社員として転職した会社でした。初めての楽しい仕事を、たった3か月で辞めないといけないってどういう事?

 

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整理解雇通知書に私がサインした日の翌月末に、私が退職するという扱いで、3か日後には段ボールに荷物を詰めてオフィスを引き上げました。もう出社の必要はありませんでした。私以外のリストラされた人達の中でも早い人は、翌日にももう来なくなりました。

この「 予告通知としての1か月分の給与」を支払えば、会社は、簡単に社員を解雇に出来ると思っていたようですが、今思うと不当解雇に当てはまる可能性は大だったなぁと思います。と言うのも、結局会社は潰れるほどのひっ迫した状況ではなく(実際その後も潰れなかった。。)、必ずしも整理解雇をしなければならないという論理が通らない可能性があったのです。 (以下厚生労働省のHPより)

www.mhlw.go.jp

【整理解雇】
使用者が、不況や経営不振などの理由により、解雇せざるを得ない場合に人員削減のために行う解雇を整理解雇といいます。これは使用者側の事情による解雇ですから、次の事項に照らして整理解雇が有効かどうか厳しく判断されます。

●人員削減の必要性
人員削減措置の実施が不況、経営不振などによる企業経営上の十分な必要性に基づいていること
●解雇回避の努力
配置転換、希望退職者の募集など他の手段によって解雇回避のために努力したこと
●人選の合理性
整理解雇の対象者を決める基準が客観的、合理的で、その運用も公正であること
●解雇手続の妥当性
労働組合または労働者に対して、解雇の必要性とその時期、規模・方法について納得を得るために説明を行うこと

私もあっさり通知書にサインせずに、もう少し戦えば良かったのですが、24歳当時の私には知識がありませんでした。また、あっさり切られた事で、愛社心が一気に失われた事もあり、執着する気力ももうありませんでした。

会社からの説明は、もう会社が傾きかけているから、ヘッドハンターを整理解雇をする。今後は、ヘッドハンターの業務は、コンサルタント(営業)に全てやらせると聞いていました。

 ちなみに私は整理解雇された時点で、中途入社3か月目、ヘッドハンターとして社内トップの成績を収めていました。具体的には、月間で80社以上の企業にコンタクトをとり、220名以上の人材を発掘、交渉成功により有力候補者57人を自社面談に進め確保、5人をクライアント企業に紹介、内定者1人。

しかし、どれだけ成績が良くても、私はあくまでも「間接部門」のスタッフ。会社としての私は「コスト」でした。会社にとってのダイレクトな貢献者(お金をもたらしてくれる人)は、クライアントと直接コンタクトを取っている、コンサルタントでした。会社が傾いた時に最初にクビになるのは、間接部門だと、学びました。(これはこの後に続く外資系企業勤務でも嫌と言うほど見る事となります。) 

 

この会社でも、常日頃、失礼な 率直な外国人コンサルタントに、You guys are the cost. We are the producer.(君たちはコスト、俺らがプロデューサー。」と言われていました。(く、悔しい~~!)

コンサルタント(営業)が取ってきたお金で、コスト(ヘッドハンターの人件費)を払っているんだ、俺らがプロデューサー(お金を持ってくる人)だと。

 

私は学生時代は勉強で努力をする、良い成績を収める事が大事。仕事においては、社会貢献や、働く目的が大事で、後は良い成績を収めれば会社には必要とされると思っていました。しかしこの経験でわかったのは、ビジネスは大学のサークル活動でもなければ、学業活動でもないという事。クライアントのお悩み解決をしてどれだけ具体的な数字、収益で貢献出来たか。シンプルだった。

私はこの悔しい経験を通じて、次は絶対に営業になろう!自分こそがプロデューサーになると決めました。

 

ちなみに3か月で私を整理解雇せざるを得なくなった会社は、私に大変素晴らしいリファレンスレター(推薦書)を書いて準備してくれました。ついでに会社は私の転職斡旋をしようか?とのオファーまで。

※ リファレンスレター(推薦書)転職応募の際に、カバーレターに添えて提出するもの

自社のリストラ社員(=私)を、うちではもう雇えないけど、お客さんどうですか?って、クライアント企業に紹介するの?何でこれから辞めさせられる私が会社に利益をもたらせないとあかんねん。。?と、内心いらっと思い、丁重にお断りをしましたが。

 

私はそして、再度、転職活動をスタートする事になります。就職氷河期の就職で、その後初めての転職わずか3か月での整理解雇。第二新卒で、職歴短く細切れ。条件が悪い中、そして当時、さらにマーケットが冷えていた時でも、営業職の募集は必ずあるはず!短い期間ながら人材業界で働いた私にはわかった事でした。

私はこの後、タイトルにある世界1位で表彰されるセールスに繋がる仕事を見つけ、働き始めます。これについてはまた別記事で書こうと思います!